一般質問で提案した
「公園の歴史を伝える看板」が実現！

蚕糸公園は、岡谷市の歴史と深く関わる公園のひとつですが、これまでその歴史を知る手がかりとなる案内が十分に整備されていませんでした。

そこで私は、「公園の歴史を伝えるモニュメントや看板を設置し、市民や訪問者にその価値を伝えるべきではないか？」という提案を一般質問で行い、市がこの要望に応えてくれることとなりました。

実は、この提案の背景には、市が蚕糸公園を再整備するにあたって大規模な樹木伐採を行い、芝生中心の公園へと変更したことがありました。

その際、「子どもの頃から親しんできた木々がなくなってしまった」「木陰がなく、夏場がつらい」「なぜ住民に十分な説明がなかったのか」といった多くの市民の声が寄せられました。

また、歩道の一部が公園の拡張によって失われたことにも疑問の声が上がり、私は一般質問でこうした点についても問いただしました。

さらに、蚕糸公園の後ろにある旧岡谷市役所は、映画『ゴジラ-1.0』のロケ地にもなっており、「ロケ地としての記念や説明もあっていいのではないか？」という声も上がっています。

そこで私は、歴史を伝える看板は、切られた木を使って作ってはどうか、と提案しました。結果として、看板は実現しましたが、避難看板の裏側にひっそりと設置された形となり、今後の改善も必要です。

この看板設置により、市民や観光客が岡谷の歴史をより深く知る機会が生まれました。
「何気なく訪れていた公園が、実は岡谷の発展と深くつながっていた」と気づくきっかけになればと思います。

歴史ある公園にふさわしい環境整備が進んだことを嬉しく思います。

これからも、市民の声をまちづくりに反映させる取り組みを続けてまいります。